トップページ > 卒業論文のお役立ち情報一覧 > 卒論のプレゼンの構成について教えます。

卒論のプレゼンの構成について教えます。

卒業論文、プレゼンテーションの構成、流れは?

卒論のプレゼンの構成について教えます。

1. 最初の数枚で何をやったのかを示すことが肝心
1枚目は卒業論文のタイトル、大学名、研究室名、名前、学籍番号等を記載するページです。2枚目は卒業論文発表のアジェンダ、発表内要の目次に関する事柄を記載します。自分が発表する大枠の流れ(研究背景・研究目的・研究内容、研究結果及び考察、まとめ(結論)の順に発表を行なうのが一般的な内容です。よって。プレゼンの大枠構成は(研究背景・研究目的・研究内容、研究結果及び考察、まとめ(結論)の形になり、各大枠の中で、複数枚数を使用する内容もあれば、1枚で済むものもあります。

また、プレゼンの大枠構成を構成の切れ目に、入れると、今、全体のプレゼンのどこを喋っているのかが聴講者に理解しやすくなります。具体的には、研究内容から研究結果に入る際、プレゼンの大枠の箇条書き「(研究背景・研究目的・研究内容、研究結果及び考察、まとめ(結論)」を再度、表示し、「研究結果」の箇所の色を変える方法や「研究結果」の部分を色で囲み、「次に、研究結果について、述べさせて頂きます」という様に行なうと、プレゼンのメリハリが分かり易くなります。一番悪い例は、今、何を説明しているのかが聴講者に分かりにくいことです。

2. 研究背景の中で、自分の研究内容・範囲を明確にする
大学では、複数のテーマを継続している為に、研究テーマは他の先生方は既にご存知の場合があります。また、同じ、研究テーマ関係であっても、複数年継続していることもあります。その為に、その研究背景、研究テーマでの自分の立ち位置、つまり、自分の研究範囲を明確にすることが重要です。修士学生、博士学生、周囲の先生方に昨年度までとは何が異なるのと思われては損をすることになります。こういった研究背景はポンチ絵、分かり易いお絵かきの様な図で示し、その中で、自分の研究範囲を枠で囲む、あるいは、薄い色でハッチを付ける様な方法で、明確にするのがコツです。

自分の発表に興味を持ってもらえるか否かはここにかかってきます。1枚で上手く自分の研究内容を描けないのであれば、研究背景とは別のページにして、研究目的、研究内容などを示すことが良いでしょう。5W1Hで自分がやったことを考えてみるのが良いでしょう。但し、プレゼンの資料には5W1Hを全て、載せる必要はなく、相手が興味を持ちそうなことに絞って、パワポを作成しても構いません。例を出すと、今の時代にマッチした内容であるということが分かれば、「そのような研究発表なのか」と聞いてもらえるからです。時代にマッチしていて、自分が取り組んだ課題に着手した研究者がいないあるいは少ないのであれば、そういったことを明確にすることが研究の目的であり、自分のチャレンジであるならば、その様なことを口頭で説明することもアピールになります。

4. どんな風に研究を進めたのか、研究・実験の方法をまとめる
医療の分野でも、同じことを検査する目的でも検査方法で、検査結果の精度が悪いものがあります。その為、自分が行った研究方法を分かり易く図と文章を使って、説明する様にしましょう。ここは複数枚数、使用しても構いません。無理に、文字や図を小さくして、1枚に収めようとすると、逆に、見にくくなることがあります。また、発表する際に、ポインターを使って、何処に注目してほしいのかを示すこともコツの一つです。聞き手は初めて切る資料なので、何処を見たらいいのか、何処を見てほしいのかが分からないので、ついつい、聞いている人は直ぐに結論を知りたがるものです。

研究結果や研究に関わる事柄、パラメータ等は、表にまとめておくことと、聴き手が見やすく、理解しやすいです。表が複数に分かれるのであれば、表の分け方を吟味して、複数に分けるのも良いでしょう。こういった事柄やパラメータ、値に関する事柄には重要なものが良くありますが、聞き逃してしまうことがあります。その為、聞き逃した方は後で、質問をして、条件を教えてほしい、見せてほしいということになります。この場合、言われる通りに表を見せれば、百聞は一見にしかずで、自分が口頭で色々と、緊張しながら、説明する必要はなく、相手に追加で聞かれたことだけを回答すれば良いからです。
理系の実験や他の研究での図を載せる際は生のデータを示すのではなく、結果・分析で用いる単位に直した図に仕上げる様にしましょう。例えば、生で取得した値がx, y,zという値の時系列なり、アンケート結果の事柄だったとします。しかし、知りたいことはf(x)とf(y)の関係であったり、f(x)とf(z)の関係であったりするケースがあります。いつも、そういったことに慣れている研究室内では、経験的に分かる場合があります。また、生データから傾向が分かるケースもあります。しかし、それはあくまで、内部でディスカッションする際には良いですが、外部(4年生にとっては、卒業論文発表も外部発表の一つと考えて良いでしょう)で発表する場合は、そういったことにも注意して、プレゼン構成を組み立てることが重要です。「それから、何が言えるの。それから分かったことは何。」と言われない様に構成を組み立てるのが良いです。

5. 考察&まとめ
結果の図と別れたページで考察を書いても分かるのであれば、考察で1、2枚とし、後はまとめとしても良いです。

図を使った方が説明しやすい、あるいは、理解してもらいやすいのであれば、結果図のページの下に色付けした枠内に考察を書く形も一つの方法です。結果図の次のページにその結果の考察を持って行く構成でも構いません。結果と考察を同時に見せるのは避けた方が良いコツです。理由は聴講者の目線が考察に直ぐに行ってしまうからです。

最後にまとめを記載します。できれば、やり残した課題や次に向けての課題、アクション方法等を少し入れておく方法も良いやり方です。

中には、最後に「ご清聴ありがとうございました」と外部の学会発表では入れるケースもあります。

発表の持ち時間で使用する枚数が変わってくるでしょうが、一般的に8分発表、2分質疑応答で、1人 10分と仮定すると、個人のしゃべるスピードにもよりますが、10枚前後構成が妥当なところでしょう。
論文・卒論の一覧を見てみる!