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卒論のテーマってどうしたらいい?

卒業論文のテーマの決め方。これでバッチリ。

卒論のテーマってどうしたらいい?

卒論のテーマを決めるのはできるだけ早い時期がよいでしょう。中には、提出期限が迫ってから焦りだす人もいますが、テーマをいったん決めて、材料を集め始めた結果、テーマが変わってしまう、ということも多いからです。できれば、大学3年生のうちに、テーマについて少しずつ考えはじめていくのが理想です。

自分がこれまで学んできた専攻分野の中で、気づいたことや疑問に思ったことを書き出して、特に何に深い興味を持っているのか考えてみるとよいでしょう。その中で、詳しく調べたり、考えを書いたりできそうなジャンルを絞り込んでいきましょう。

そうはいっても、卒論というこれまで挑戦したことのない長い文章を本当に書いていけるのか、と不安に思う人もいるかもしれません。こういう時に役に立つのが学部の「紀要」や「卒業論文集」です。たいていの場合、大学の図書館に備え付けてあるので、見に行ってみましょう。自分のゼミを担当している先生が保管していることもあります。

先輩たちが書いてきた論文を読むことで、どのようなテーマが選ばれているのか雰囲気をつかむことができます。いくつか読み比べていくうちに、よい論文とダメな論文の違いも見えてくるはずです。なお、先輩が書いたテーマと同じものをそのまま書くのはご法度ですが、先輩が書いたテーマについて興味を持ったら、それをさらに深ぼりしてみたり、別の方向に展開してみるというテーマ設定の仕方もあります。この場合は、できればその先輩を担当した教授に話を聞きに行って、方向性を相談してみることをおすすめします。それによって、そのようなテーマ展開が可能かどうか(不可能ということもあります)、教えてもらえるはずです。また、深ぼりの方向性についてアドバイスをもらうこともできるでしょう。

先輩たちの書いた論文に目を通しても、自分なりのテーマがなかなか見えてこない、という場合もあるでしょう。この場合、自分の専門分野の中で、特に興味のあるトピックについて、最近の記事を検索してみるのもよいでしょう。現代社会の中で、そのトピックがどのような関係性を持っているか探ることで、テーマが見つかることもあります。特に経済学や社会学、法学、社会福祉といった人間の生活と深いかかわりをもっている学問の場合、研究を進めることで実際の問題解決につながることがあります。このようなテーマを見つけることが出来たらしめたものです。その社会問題について解決するためにあなたの学んだ分野がどのように役に立つか考えていくと、おのずとテーマが見えてくるのではないでしょうか。

また、文学や芸術など直接生活にかかわりのない分野の場合にも使える技としては、「○○と△△を比較する」「○○の変遷をさぐる」といったテーマ設定があげられます。研究しているモノについて観察するためには、他と比較してみたり、その歴史を探ってみることが役に立つからです。そのような方向性で、そのモノについて調べていったり、メモをまとめていくと、ほかの人が気づかなかった新しい事実に気づくことがあります。そういう「新しい何か」を発見することが論文の最終的な目的なので、覚えておきましょう。

このように様々な方法を試してみても、実際にはテーマ設定には迷うものです。こういう時のために大学の教授は存在しているのですから、必ず相談に行きましょう。教授の中には、学生に深ぼりしてほしいと思っているテーマのストックを持っている方もいます。また、漠然とした興味のある事柄について、他人としゃべっているうちに、問題点が見えてくる場合もあります。教授のところに遊びに行って、「こんなことに興味があるんですが…」と話していくうちに、自分の考えが整理されたり、教授からヒントがもらえたりするはずです。卒論のテーマを意識し始めたら、是非一度教授と話をしてみることをおすすめします。
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