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卒論の副題のつけ方。

卒業論文、副題や副テーマってつけたほうがいいの?

動機と目的の違いを教えて!

論文作成で重要なのが副題です。主題に対して添え物のように思われがちな副題ですが、副題の出来しだいで論文に対する理解は大きく変わります。たかが副題、と侮ってはいけません。完成度の高い卒論をめざすなら読む人の心をつかみ理解への助けとなるような副題を付けましょう。今回は、卒論の副題のつけ方のコツを紹介します。

副題の役割

そもそもその副題とはなんのためにあるのでしょうか。
卒論の主題、つまりタイトルは趣旨や目的など卒論そのものの概要を端的に表すためのものです。主題がなければ一体何について書かれた論文なのか見る人は内容を読むまで理解できません。主題があればそれだけで卒論の概要が理解可能になります。主題は読む人を誘い理解への入口となる役割をいるのです。
論文そのものの内容を示す主題に対し、副題の果たす役割はなんなのか。結論から申し上げると、論文における副題とは主題を補助しテーマについて具体的に示すものです。具体的なルールはありませんが卒論の主題はなるべく短くまとめるのがマナーです。だらだらと長い主題は見る人の読む意欲を阻害しせっかくの卒論から興味を失わせてしまいます。
副題とは短くまとめた主題だけでは示しきれなかったテーマに対する具体性を提示読む人への理解を助ける役割を果たします。主題が目的地を示すものなら副題はそこに至るまでのルートを示すものとして機能します。

副題は短くまとめる

主題を短くまとめるのは論文における基本的マナーですが、これは副題についても同様です。副題は主題より長くなることが多いのですが、それでも1行以内に納めるようにしてください。だらだらと長い副題では何を伝えたいのかが曖昧になってしまいます。卒論に対する思い入れが強いと副題が長くなりがちですが最低限必要な内容だけにそぎ落とし短くまとめるよう努力してください。

アプローチ方法を提示する

副題ではテーマに対する具体的なアプローチ方法を提示しましょう。卒論の主題ではテーマそのものを明確にしますが、同じテーマを取扱ていてもアプローチ方法が異なれば研究内容は全く異なります。
例えば、主題として「音楽の源泉」という卒論を作成したとします。この主題からは音楽の源泉について研究した卒論であることは理解できますが具体的な研究の方向性や掘り下げ方まではわかりません。
この卒論に「旋律の源とその世界的波及について」という副題がつけられていれば旋律の源を調査し世界的波及について考察するという研究の方向性が読む人に誤解なく伝わります。同じ主題であっても副題が「弦楽器の歴史と形態の変容」となっていれば弦楽器という観点からのアプローチであることが伝わり、「宗教音楽が民間音楽に与えた影響と神道の歴史」となっていれば宗教音楽についての卒論であることが分かります。
主題で伝わるのは研究の大枠のみです。卒論を読む上で重要な研究のアプローチについて副題ではっきり提示しておくことで研究内容に対する理解が進みます。

先につけるか後につけるか

内容を執筆するよりも先に副題をつけるのか、それとも後につけるのかはケースバイケースです。先に副題をつけると執筆の方向性が明確になりますが、完成後に全体を読み直してからふさわしい副題をつけても構いません。
研究テーマを読む人に伝える、という副題の役割がしっかり果たせていれば先につけても後につけても優劣はないので自分にとってやりやすい方を選んでください。先に副題をつけたけれど執筆しているうちに方向性が変わってしまった、というような場合は改めてふさわしい副題をつけ直しましょう。

主題をふたつに分ける

いい副題が思い浮かばないときは主題をふたつに分けるのもひとつの方法です。副題が思い浮かばないのは主題がな長いのが原因であるケースが多く、そのような場合はふたつに分けてそれぞれを主題と副題にするとすっきりおさまります。全てを主題に盛り込むのではなく主張したいことを主題と副題それぞれに分けましょう。


副題は卒論への理解を促進する重要な役割を果たします。副題は主題への添え物ではなく同列として扱うべき大切なものです。読む人の理解となることを意識しながら副題をつけてください。
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