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卒業論文の結論、どう書けばいいのか?

卒業論文、結論はどう書くべきなのか。卒論の結論の書き方について。

卒業論文の結論、どう書けばいいのか?

卒業論文の結論は、その結論を読むだけで、その論文にどの様な研究を行ない、どの様か結果を得られたかを記載する必要があります。

1. 結論のページ数はどの位必要
自分が研究テーマを考える時に、これまでの卒業論文が20冊程度、テーブルの上に置かれていて、それぞれの20冊の卒業論文がどの様な研究結果を得られたのかをまとめなさいと、指導教官に宿題を出されたと仮定しましょう。どこを読みますか。序論をざっと眺めれば、研究分野、背景、目的等の情報が得られるでしょう。しかし、テーマ選定を行なう為に、既に行われている研究テーマではNGになってしまいます。その様な時、結論を読めば、卒業論文1冊分の概要が分かるのです。つまり、その様な状況で理解できるページ数という事がイメージできるでしょう。

トヨタ自動車の新人研修でA4 1枚に内容をまとめる研修をやるそうです。そういった本(1枚で内容をまとめる、1分で報告する)が検索すると出てきます。これらの事から、卒論の結論部分は1枚がベスト、1.5枚程度ぐらいまでは妥当な分量であると想像できるでしょう。

2. 論文全体を、起承転結的に骨子を考えて見る
いきなり、論文の骨子と言われても、何を書けばよいか分かりにくい方もおられるでしょう。難しく考えずに、5W1Hの様な要領で、何の為に、何を行なったのか、何故それを選択したのか、その上で、どんな結果が得られ、自分はどの様に考察したのかをメモ書き、箇条書きで書き出してみます。不足分は継ぎ足し、長い文章は短く言うと、どう言い換えるのかを考えて、骨子を組み立てていきます。

単純に結果から分かった事だけでなく、それがこの先、どう活かされるのか、課題は何が挙げられるかという視点で、文章を修正していきます。

もし、先生や先輩に他の人の書いた論文を読むときにどの様に読みますかと尋ねて見るのも良いでしょう。大体、一番最初(研究内容、実施内容)をざっと見た後、結論を読んで、興味があれば、研究結果の図を見て、詳細が知りたければ、研究方法、実験結果、考察の順に読んでおられます。結論とはその様なもので、卒論からすると、それだけ重要という事になります。日本語は母国語ですが、慣れている様で、短く要点をまとめることは慣れていないと非常に時間が掛かるだけでなく、筆が進みません。その為に、文章の一語一句の書き方、体裁、「てにおは」に拘っていると効率が悪いです。また、箇条書き等に書き起こすことで、単に頭の中で考えるのではなく、視覚的にも確認して考える為に骨子をまず組み立てるのがコツです。半分はメモみたいなものなので、堅苦しく考えることなく、多めに記載してみましょう。読んでは修正を何度かやっていると、何が重要で、アピールしたいことが見えてくるでしょう。この方法は、卒論だけに限らず、社会人になっても、役に立つ事なので、そういった訓練のつもりでやってみて下さい。重要なことは、最初から、文頭から、文章で書かないことがコツです。

3. 骨子が出来上がれば、その骨子を文章化すれば良い
ここで、問題なのは、結論は文章のみで記載するのが一般的な為に、図や表を使わずに、結果や考察をどの様に上手く伝えられるかが必要になってきます。簡単に骨子から結論まで書き上げた人は、自分が書いた結論を初めて読む人が理解できるかを考えながら、読み返していきましょう。自分では当たり前だからと思っていること、研究室内で当たり前の様に使っている言葉を他人は理解できるだろうかと考えることが次の作業になってきます。テクニカルターム(専門用語)は正式名称で記載しておきましょう。阿吽の呼吸で日常的に使っている言葉は控えた方が良いでしょう。また、自分の文章で誤字脱字を見つけることは難しいです。研究室内では、自分の卒論で精一杯の状況下も知れませんが、他の人に作成した文章を見てもらうことも、一つのやり方です。大抵、分かりくい文章が出てくることでしょう。結論の前の章までの文章を抜き出して来て、結論に使用することは構いませんが、抜粋した文章で、センテンスとセンテンスのつながりが上手くつながっているかも確認しておきましょう。案外、センテンスとセンテンスの間が空きすぎて、話が先に飛びすぎて、分かりにくいケースになっている場合もあります。その為に、結論の部分のみで、起承転結と言えるかどうかも確認して下さい。
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