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インバウンドを卒論のテーマにして書く場合はどう書けばいいの?

卒業論文でインバウンドについて書きたい。旅行論文とは。

インバウンドを卒論のテーマにして書く場合はどう書けばいいの?

最近、インバウンド、アウトバウンドと言った言葉をよく耳にしますが、どういう意味でしょうか。また、どういった処で使われていることなのでしょうか。まずは、その辺りから、話を進め、どの様に書けば良いかを考えてみたいと思います。

1. インバウンドはどういう意味、どんな処で使われている言葉なのか
インバウンド(inbound)は元の意味は、「外から中に入る」、あるいは「内向きの」という形容詞です。インバウンドを使う処は観光業やビジネス業で使われていることが多いです。

2. まずは調査と分析から実施
インバウンドで卒業論文を書くと言っても、観光業で書くのか、あるいはビジネス関係で書くのか、あるいは元の意味からインバウンドに関係することを書けば良いかと、何処から手を付けて良いのか、漠然としていて分かりにくいでしょう。観光業で執筆する、あるいは、ビジネス関係で執筆するにいきなり絞り込むのも良いですが、実際にインバウンド観光業、インバウンドビジネス業をざっと下調べしましょう。例えば、観光業であれば、何処の地域に観光に来ている外国人が多いのか、何処の国の人が多いのか、年々、どういった訪問者の変化があるかを見て見るのが良いでしょう。ニュースで、「爆買い」という言葉を聞いた人もいることでしょう。

ビジネス系も同様に、どういったビジネスが入り込んできて、成功しているか、あるいは、撤退しているか等の世界情勢を下調べすることが必要でしょう。

3. 卒業論文としてのオリジナリティ性をどこに持たせるのか
単に、環境業、ビジネスのインバウンドを調べて、分析しましたでは、卒業論文としては不十分です。それは自分のオリジナリティ性、アイデアなどが出てこないからです。

これからの時代、新しい生活、仕事の仕方が求められていく世の中です。経済的にも、大打撃を受けている企業もあれば、逆にそれを逆手にとって、黒字になっている企業もあります。

自分のオリジナリティ性、アイデアを出す方法として、そういった大打撃を受けているインバウンド事業をどうすれば、黒字に転換できるのか、自分が社長になったつもりで対策案を考えて、そのやり方が妥当か否かを自分なりの口調で、分析して、周りにプレゼンできる様な感じにまとめることが一つの方法でしょう。潰れ掛けで、赤字の中小企業を救済する弁護士さんがいらっしゃいます。その弁護士さんは、会社を潰さずに、規模を縮小する方法や融資方法の交渉や対策を練って粘り強くなるそうです。融資先には自己破産させると、全てを回収できないけれども、存続させることで、少しずつ、お金を回収できるという考え方です。会社の立て直しで有名な方は稲盛和夫さんでJALを立て直したことで有名です。こういったケースではSWOT分析というマネジメントで使用する手法で、その立て直し対策の効果がありそうか否かを自分なりに分析して見るのも良いでしょう。SWOT分析とはStrength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の頭文字を取ったもので、ビジネスで何か新しい事業、サービスを行なう際にその可能性があるか否かを可視化する手法です。この例は、既存のインバウンド観光業、インバウンドビジネスで卒業論文を書く方法の一つです。

自分なりに考える新しいインバウンド環境業やビジネス業でオリジナリティやアイデアを出すのも良いでしょう。今の時代、大学生が卒業後、会社に就職するとは限らず、会社を起こす人がベンチャービジネスを行なう時代です。そういった新しい取り組みを考えてみるのも良いのではないでしょうか。この時、単に夢物語にならない様に、SWAT分析や事業計画等を絡めて、読む人を納得させることを十分に考えましょう。

別の考え方として、なぜ、今、インバウンドが騒がれているのでしょうか。自給自足では経済が成り立たない日本です。自動車メーカーは海外に拠点を持ち、日本国内だけでなく、海外で、その国の人を従業員として雇用しながら、海外販売しているのが実情です。ここでは経済学やマーケティング、ビジネスモデルという言葉がキーワードかも知れません。

4. まとめ
上記のことがインバウンドの全てではないでしょう。重要な事はインバウンドとは何かを知り、自分なら、それをどう活かすか、どの様な付加価値を付けられるのかが秘湯ではないでしょうか。つまり、インバウンド×(何か)です。この「何か」が自分のオリジナリティ性であり、自分のアイデアである必要があります。もう一つ、重要なことは「それでどうなるの。それがどうしたの」という様な卒論にならないこと、即ち、如何に説得力のあるストーリー、モデルにできるかです。
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