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卒論のアンケートや依頼を電話でする場合の注意点。

卒業論文のアンケート、依頼や電話などのマナーなど。

卒論のアンケートや依頼を電話でする場合の注意点。

卒論を執筆するにあたって、何らかの調査を必要とする場合が考えられます。
自分が書いている卒論を完成させるために、何らかのデータが揃っていないと結論までたどり着けないケースがあるからです。
そして、そのデータ自体が世の中に存在しない、またはすぐに見つけられるものではない場合も十分にあるでしょう。
このような場合には自ら調査をして、データ自体を作らないといけませんが、そのときに用いられるのが例えば電話を使ったアンケート調査です。
こういったやり方は非常に多くの人たちに対して参加をしてもらうことは難しいものの、より詳しい話を聞きたいときには有効です。
卒論において何らかのデータや統計をとりたいと思ったときには、このような手段が使えますが、電話調査をする際にはそれ相応の注意点も存在しています。

電話調査の場合には1人ずつという形で行うため、トータルで何百人も行うようなことは厳しいです。
数十人でもかなり大変だと言えるでしょうし、調査対象が少数でも問題ないようなときに使うべきです。
サンプルを多くとれないという点が短所になりますけど、その代わり細かい回答をしてもらいやすい点は長所です。
文章で答えることになりますから、具体的な回答が期待できるという部分は大きなメリットになるでしょう。
ただ、電話調査の場合には協力してくれる人を見つけるのは大変と言えます。
回答する側としても手間がかかりやすいため、気軽にとはいかない可能性が考えられます。
電話調査を実施するにあたってここは難しい部分として存在しているため、注意点の1つとして知っておかないといけません。
結果的に必要な数を満たすためにかかる労力や時間が相当なものになる可能性がありますから。

ただ、注意点は他にも存在しており、電話調査を実施するにあたっては、相手がきちんと真面目に答えられる質問を考えないといけません。
こちらが聞きたいことを聞くという部分は大前提であるものの、自分が得ようとしている回答を引き出せるような具体的な質問が必要です。
質問が漠然としていると、自分が求めている回答になりづらいというか、答える側として適当になってしまう可能性があります。
質問それ自体が漠然としているせいで、何をどう答えたらいいか?判断ができない状況になり、答える側にとってある種の面倒な感覚を覚えるわけです。
その結果、適当な回答をしてしまう可能性があるため、答える側が回答するポイントを絞りやすいように、できるだけ具体的な質問をしていきましょう。
質問自体が漠然でも、選択肢から選ぶようなケースではこのような事態にはなりません。
しかし、電話調査では選択肢から選ぶわけではなく、文章で回答してもらう形になるため、そこは注意点として大きいです。

また、電話調査だけに限るものではありませんが、卒論の執筆にあたってアンケートをとるときには大学の名前を出すことになるはずです。
調査の目的や調査をしている人間の素性を明らかにする必要があるため、自分の出身大学を出す状況が自然と言えます。
この場合、調査のやり方がマズいとか、何らかの不備があったときには大学の評判にかかわってしまう可能性があります。
したがって、大学生が卒論に必要なデータや統計などの収集を行うときには、大学名を背負っているという点は頭に入れておきましょう。
特に電話は直接会話をするわけですから、言葉遣いなどの細かい部分まで気を遣う必要があります。
回答してもらう人たちに対して失礼のないようにという配慮は常に必要と言えます。
自分が望んでいるものが手に入るか?という部分に加えて、不快に感じることなく回答してもらえるか?に関しても考えないといけないのです。
ここも注意点として把握したうえで、実際に電話調査を行いましょう。
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