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修論の書き方について、教えます!

修士論文、書き方わかってる?

修論の書き方について、教えます!

修士論文は卒業論文に比べると、記載するページが多いし、発表時間も長いので、面倒だ、大変だなと感じている学生の方は多いのではないでしょうか。ここでは、修士論文の書き方のコツを紹介したいと思います。

1. 修士学生の期間は2年の為、研究、やったことを少しずつ、振り返っておくことが重要
修士学生は2年間で、研究・論文を仕上げます。2年間の間に、学会発表や学内発表会、研究室輪講などがあることでしょう。口頭発表なら、原稿も少ないので、そういった機会に出席にまとめておくことが勉強になります。2年間の研究の中で、1年目の最初に立てた計画通りに何事もなく進捗する可能性は少ないのではないでしょうか。試行錯誤なり、教授先生方からのアドバイスによって、軌道修正していくものです。要はそういった事を簡単に例えばA4ページ1枚に論文の様な形式でまとめておくことが非常に良いです。

口頭発表の様な学会発表をする目的は、勿論、自分たちの研究室の研究成果を発表する事ですが、A4ページ1枚の原稿を作成するということは、背景、実験内容、実験結果、結果考察、結論、今後の課題を振り返っている、見直しているということになります。

ビジネスの世界で言うと、Plan(計画)、Do(実行)、Check(確認)、Action(次の行動)を繰り返すことが必要と言われます。それと同じです。大学の先生によっては口頭発表のA4用紙1枚の原稿を作成するということは「難しいでしょう?」と言われる先生もおられます。それはA4用紙1枚という限られた処に、文章や図や表でまとめる能力が問われるからです。

2. まとめの積み重ね
修士の1年目の中間時点で、どこかの学会に発表するということは少ないでしょう。でも、研究室内の研究進捗会がある可能性はあります。

例えば、半期に1回、口頭発表、研究室発表会、大学内発表会などの資料なり、プレゼン資料があった、つまり、その様な経験を踏んで、ワードあるいはパワーポイントで既に作成済であったとしましょう。こういう物は自分で作成したものであり、修士論文のパーツとして使用することは可能です。つまり、こういったものを利用すれば、2年目の秋頃から、慌てることなく、修士論文の作成に取り掛かれます。

3. 井の中の蛙にならないこと
学外で発表することは、社会人に交じって、学会に参加するため、非常に緊張してしまう人もいるのではないでしょうか。そういうことを心配せずに、真面目に取り組んで発表すると、案外、答えられそうもない質問は来ないで、今後、自分の研究の役に立つアドバイスを頂けるものです。学会だけでなく、大学外の研究イベントに参加すると、色々な人との出会いもあり、アドバイスをもらえることもありますので、そういった機会を利用して、修士論文および修士研究に役立てると良いでしょう。
4. 具体的な分量やページ数等はどの程度?
必要な枚数の規定はないですが、卒業論文よりも、内容を重視されることは言うまでもなく当然のことです。一般的には卒業論文は平均30枚程度、修士論文は平均60枚程度という様な情報が多いでしょうが、必ずしも、60枚の枚数をクリアしておけばよいと言う訳でないことに注意してください。卒業論文との大きな違いは自分の研究の業績を論文の最後(一般的には参考文献の後)に記載します。指導教官や教授の先生、あるいは先輩との共著で、自分が筆頭著者でない論文もこの業績に加えることはできますが、著者名の順番を間違えない様にして下さい。著者全員を書くのが面倒だからと、筆頭著者でもないのに、(自分の名前) et alや(自分の名前)という記載方法はNGです。理由は、読み手はあなたが筆頭著者であると解釈されてしまうので、止めましょう。

5. まとめ(修士論文記載の注意点)
書き方は卒業論文にプラスアルファされた形ですが、良く見せるコツ、あればベストという様な事を箇条書きにまとめておきます
1) アブストラクトは日本語と英語の両方を作っておいた方が良いです。指導教官によってはアドサイスされる先生もいらっしゃることでしょう。
2) 序論から結論までの記載方法、内容は卒業論文と同じです。
3) 理工系の方は、理論的な考察や自分の実験結果が理論的に一致するのか否か等の事を記載しておいた方が論文内容は濃くなります。
4) 参考文献調査は2年間の合間に少しずつやってファイルにまとめておきましょう。修士の入りたての頃の情報だけでなく、修士論文を作成する頃の論文、動向等も調べておきましょう。
5) 修士論文の最後に「本研究に関する論文・講演」という様なタイトルで、自分が発表した論文を、(1)論文、(2)講演会(シンポジウム、フォーラム)、(3)講演(海外)、(4)講演(国内)等の分類に分け、記載しておきましょう。
6) 上記の「本研究に関する論文・講演」で、共著の論文を載せるのは問題ないですが、必ず、自分が発表した物が複数存在していることが必要です。修士論文の中身も重要ですが、実績も重要です。

こういった点に注意していけば、最後に慌てることなく、修士論文を完成させることができます。
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