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卒論で「本論」って何?本論の書き方は?

こんにちは、大学生の皆さん!卒業論文(卒論)を執筆する際に、「本論」という言葉をよく耳にすると思います。本論は卒論の中心部分であり、研究の核心を詳しく述べる重要なセクションです。今回は、卒論での「本論」の意味と、その書き方について詳しく解説します。

本論とは?
本論の定義
本論とは、卒論の中で最も重要な部分であり、研究の実際の内容、方法、結果、分析、考察などを詳細に記述するセクションです。本論は、以下の要素で構成されることが一般的です:

研究方法(方法論)
結果
考察
本論の役割
本論は、卒論全体の中で最も情報量が多く、研究の核となる部分です。ここで自分の研究の詳細を述べ、読者に対して研究の意義や結果の信頼性を伝えることが目的です。

本論の構成要素
1. 研究方法(方法論)
定義
研究方法は、自分の研究がどのように行われたかを詳細に説明するセクションです。

書き方のポイント
研究デザイン:研究の設計や構造を説明します。定性的研究か定量的研究か、あるいはその両方かを明示します。
データ収集:データをどのように収集したかを説明します。アンケート調査、インタビュー、実験など、具体的な手法を詳細に記述します。
データ分析:収集したデータをどのように分析したかを説明します。統計手法、分析ソフトウェア、データの整理方法などを記述します。
具体例
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1. 研究デザイン
本研究では、定量的調査と定性的調査の両方を採用しました。まず、アンケート調査を通じてデータを収集し、その後、インタビューを行い、定性的なデータを補完しました。

2. データ収集
アンケートは、東京都内の大学生を対象に実施しました。1000枚のアンケートを配布し、800枚の回答を得ました。また、10名の学生に対して深掘りインタビューを行いました。

3. データ分析
アンケートデータは、SPSSを用いて統計分析を行いました。クロス集計や回帰分析を用いてデータの関連性を検証しました。インタビューのデータは、質的分析ソフトを用いて、テーマごとに分類・分析しました。
2. 結果
定義
結果セクションでは、研究の結果を客観的に報告します。データの分析結果を提示し、どのような発見があったのかを具体的に述べます。

書き方のポイント
データの提示:グラフや表を用いてデータを視覚的に示します。必要に応じて図解を使用し、わかりやすく説明します。
主要な発見:主要な発見や重要なデータを強調し、読者にとって重要な情報を明確にします。
客観的な記述:結果の記述は客観的に行い、主観的な解釈は避けます。
具体例
markdown
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1. アンケート結果
800名の回答のうち、60%がオンライン授業に対して肯定的な意見を持っていることがわかりました。また、30%が中立的であり、10%が否定的な意見を示しました。

![アンケート結果のグラフ](graph.png)

2. インタビュー結果
インタビューの結果、オンライン授業に肯定的な理由として「時間の柔軟性」や「通学時間の削減」が挙げられました。一方で、否定的な理由としては「対面での交流不足」や「技術的な問題」が挙げられました。

![インタビュー結果の図](interview.png)
3. 考察
定義
考察セクションでは、結果の解釈を行い、研究の意義や限界を論じます。結果から得られる洞察や今後の研究への提案を行います。

書き方のポイント
結果の解釈:結果をどのように解釈するかを述べ、研究の目的や問題提起に対する回答を示します。
理論との関連付け:既存の理論や先行研究と結果を関連付けて説明します。自分の研究がどのように既存の知見に貢献するかを述べます。
限界と今後の課題:研究の限界や課題を正直に述べ、今後の研究に向けた提案を行います。
具体例
markdown
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1. 結果の解釈
アンケート結果から、オンライン授業が多くの学生に受け入れられていることがわかりました。特に、時間の柔軟性と通学時間の削減が大きな利点として認識されています。

2. 理論との関連付け
本研究の結果は、Smith(2020)の「オンライン教育の利点」に関する研究と一致しています。特に、時間の柔軟性が学習の効果に及ぼす影響については、先行研究でも同様の結果が報告されています。

3. 限界と今後の課題
本研究は東京都内の大学生を対象としているため、他の地域や年齢層に対しては一般化が難しいという限界があります。今後の研究では、より広範なサンプルを用いて、オンライン授業の効果を検証することが求められます。
まとめ
卒論における「本論」は、研究の中心部分であり、研究方法、結果、考察の3つのセクションで構成されます。各セクションで詳細な説明と分析を行い、読者に対して研究の意義や信頼性を伝えることが重要です。以下のポイントを押さえながら、質の高い本論を執筆しましょう:

研究方法:具体的な手法を詳細に記述し、研究の信頼性を高める。
結果:データを視覚的に提示し、客観的に報告する。
考察:結果を解釈し、理論との関連付けや研究の限界、今後の課題を論じる。

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